生後4ヶ月の我が子がRSウイルスに感染してしまいました。
まだ幼い体で必死に病原菌と戦っている姿が本当に辛そうで、可哀想でした。
1歳未満の乳児は重症化するリスクが高いと言われているRSウイルスであったために、親としてもその経過にはドキドキしました。
今回我が子は入院までは行かずに済んだケースではありましたが、一時入院も視野に入れた程の状況でした
RSウイルスの特徴と今回の経過を合わせてお伝えできればと思います。
RSウイルスとは
正式には「Respiratory syncytial virus:RSウイルス」
2歳までにはほぼ100%感染すると言われています。
2歳以上の子供では「鼻風邪」で終わることがほとんどですが、1歳未満特に6ヶ月未満の赤ちゃんは重症化することがあります。
RAウイルスは何度も感染することが特徴です。
一度かかったからかからないわけではないので注意が必要です。
子供だけでなく大人にも感染しますので、家庭内での予防が重要です。
感染経路は
・飛沫感染(感染者の咳などを浴びることによる感染)
・接触感染(ウイルスが付着したものに触れることによる感染)
があるため、家庭内でもマスクの着用、こまめなうがい手洗いが予防につながります。
発症からの経過
今回4ヶ月の我が子がRSウイルスに感染した時の経過をお伝えします。
今回鼻水・やや痰が絡んだような咳が出始めた日を0日として経過を時系列で表します。
発症0日目 朝、いつもと違う痰が絡んだような咳が出る。
本人元気はあるため、午前中は小児科に行かず様子を見る
午後、咳き込みが目立つようになり、かかりつけの小児科受診を検討するも予約 が埋まっていたため、耳鼻科受診。シロップ処方で経過観察。
発症1日目 咳やくしゃみが変わらず見られたため、小児科受診を検討。かかりつけ医が休診 日のため、他の小児科受診。この時は「目力があるから大丈夫」と先生の判断。痰 がらみもあり母乳の飲みが悪くなるが、こまめに授乳するよう勧められる。
発症2日目 咳、痰変わらずだが、眠っていると割と落ち着いている。かかりつけの小児科休診 のため、自宅にて経過観察。
発症3日目 かかりつけの小児科受診。鼻水はなるべく自宅でも吸引機で吸うようにと指示あ り。今後発熱などが見られる場合はRSウイルスを考慮して検査などを行うとのこ と。まだ、本人も顔色等悪くはない。
発症4日目 昨日夕方から痰がらみ強く、咳き込みも強く見られ、なかなか寝付くのも難しい状 況であったため、昨日と同じ小児科受診。表情が昨日よりしんどそうであり、呼吸 器症状が強いため、RSウイルス検査実施。陽性にてRSウイルスと診断。SpO2 (経皮的酸素飽和度)が90%を下回る。先生にも緊張が走る。その後、センサーを 付け替えたり、吸引したりすると100%まで上昇。入院にはならず、自宅で経過観 察となる。
発症5日目 昨日より痰がらみやや減少。咳は時々出るも、表情にも活気が出る。母乳前など適 宜吸引実施。鼻水が少し汚くなる。
発症6日目 状態軽快方向。かかりつけの小児科受診。先生も表情見るなり、前回より良くなっ ているとのこと。RSウイルスは4日目くらいがピークになるようだが、咳や鼻水は そこから1〜2週間はかかるとのこと。母乳飲みが改善される。ぐずり泣きが増え る。
発症7日目 鼻水吸引目的と経過観察のためかかりつけ小児科受診。鼻水は自宅でも変わらず吸 引するよう指導される。今後もし症状の悪化などがある場合は二日後に再度受診を 勧められる。
これが最初におかしいと感じてから、症状がある程度落ち着くまでの約1週間の経過です。
この1週間は毎日がドキドキでした。苦しそうな我が子を見ながら何度も変わってあげたいと思いながら、看病していました。重症化のリスクが高い月齢だからこそ、落ち着いて眠っているのを見ると本当に安心します。
どこで感染したかはわかりませんが、1週間本当によく頑張ったと思います。
訴えを上手く出せない子供ですし、母乳が命の源である以上そこが飲めないととても不安になります。
入院することも頭をよぎりましたが、なんとか耐えてくれました。
1歳未満のお子さんがいるご家庭はくれぐれも注意して下さい。
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