皆さんは「ピポットターン」という言葉を聞いたことがありますか?
あまり馴染みのない言葉ではないでしょうか?
しかし、言葉は知らないけどこの動きを見たことがある人はいるのではないでしょうか?
赤ちゃんがちょうど寝返りを覚え、日に日に上達していき、寝返りが楽しくて仕方がない時期を超えると次は移動したいと思うようになります。
しかし、当然ハイハイなど上手くできるわけではありません。
そのような状態の赤ちゃんを見ると、なんだか同じ場所でクルクル回ってるな〜と感じたことはないですか?
それが所謂「ピポットターン」です!!!
全ての赤ちゃんがピポットターンを行うわけではないです。
うちも上の子はあまりピポットターンがをしなかったのですが、下の子はやたらとピポットターンをしていました。
今回はこのピポットターンについて少し話をします。
なぜピポットターンが起こってしまうのか?
少し想像してみてください。
なぜ、同じ場所でクルクル回るのか?
ピポットターンを行なっている赤ちゃんは要するに前に行く手段がわからないのです。
本来、うつ伏せの状態から前に進もうと思うと、手足を交互に前に出していくことが必要になります。
しかし、初めての経験で赤ちゃんからしたらこのうつ伏せの状況をどうにかしたいと考え辿り着いた場所がピポットターンなのかもしれません。
赤ちゃんとしてはなんだかクルクル回るのが楽しくなっているかもしれませんね!
ピポットターンは教えるべき?
ピポットターンを全ての赤ちゃんが行うわけではありません。
出来ないからといって異常があるというものでもありません。
それに、発達過程においてはピポットターンの獲得は組み込まれていないため
わざわざ教える必要はありません。
正直、ピポットターンができるからといってその後の発達に影響が出るとは思わないからです。
ピポットターンの練習をするくらいならずり這いの練習をする方が何倍も有効です。
むしろピポットターンの練習は何をすれば良いかわかりません(汗)
発達過程においてこういう動きをする子がいる程度に思っておいてください!
まとめ
赤ちゃんがうつ伏せでクルクル回る動きは決して異常ではありませんのでご心配なく!
ピポットターンをする、しないは特別重要ではありませんが、ずり這い・ハイハイへと今後
移行することを考えるとできて損はないと思います。
ずり這い・ハイハイの獲得は「お座り」や「立っち」の獲得には重要な要素となりますので
その前段階としてのピポットターンと考えても良いかもしれません。
我々親に余裕があれば赤ちゃんの好奇心を刺激してあげたいですね!!!
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